ラインナップとこれから

現状報告 By kotoulavi

現状BOOTHとDMMクリエイターズマーケットを主軸に展開していますが、様々な準備が整えばBOOTHに一本化したいなあという計画です。

それはさておき、鉄コレの改造パーツをメインに出していますが、正直煩雑で分かりにくいと思われてそうだな、という認識ではあります。

DMMでは主に汎用部品を取り扱っていますが、例えば5331を作るのにBOOTHとDMMとでそれぞれパーツを購入しないといけないというのは優しさに欠けるので、改善していきたいです。BOOTHでは自宅の光造形3Dプリンタ(Saturn 2)で生産したものを取り扱っているので、少しずつ移行したいところです。

BOOTHの「商品リスト」を活用して、ひとまずは「各鉄コレに対応するものが何か」もしくは「パーツジャンル」から絞り込めるようにはしてみました。

鉄コレはこれまでに、急行系は3011,3301,3501,7801,7861,3000,7101、普通系は5201,5311,5001,5500,5700を出していますが、いずれもグレードアップや改造を施す余地が多分にある製品だと感じています。

3Dパーツ等の活用例をこのブログで紹介できればとも思うわけですが、鉄コレ製品で12種も展開されているため、どうしても手が回らず、3Dモデリングを始めて実に6年が経過してもこの有り様……といったところです。

今後について

現在開発を進めているのが、R車(7801,7861,3000)と5001,7101-7001の改造パーツ群および5311,5500のグレードアップパーツです。

主には「屋根板」「床下」の二つの括りですが、固定編成以外では「前面床下(連結器回り)」を別で用意することで、様々な組成に対応するようにしています。ただ、固定編成用の床下が正直高価なので、台車間の機器は正直どうでもいいから前面床下だけが欲しいという方は少なくないと思っています。(めちゃくちゃ好きなわけではないけど欲しいから買った模型、とかだと自分でもやりがち) そういうわけで現時点では用意していないものでも、追々出す予定ではありますが、これは自分自身が使えるパーツではないので後回しになります。

屋根板はR車非冷房と5131,5331,7871の屋根をリリースしましたが、7835や3561のラインデリアもモデリングはしましたし、DMMの方にはアップロードしてあります。ただ、屋根板全体として出すとなると、改造手法によって必要な厚みや長さが変わってしまうだろう、ということから、製品ラインナップの方には応相談と付記させていただきました。TwitterなりBOOTHなりでメッセージやリプライを飛ばしてもらえれば、個別に対応できるかもしれません(時間がなければ対応できません)。まだリリースしていませんが、7101-7001の鉄コレからは屋根交換で7840-7940や5271が製作可能ですので、このあたりも近く出せるかなと考えています。

床下はR車の冷改はほぼ開発が終わっています。3000系が近くリリースできるかなというのと、冷房化改造直後の仕様が実は設計まで終わっています。冷房化改造直後は抵抗器が更新されておらず、外観上でも差がハッキリ現れるので、年代に応じて使い分けていただきたいところではあります。時期としては1975年頃まで抵抗器未更新が見られたようですので、冷房化改造をした検査から1~2回後の検査で換装を進めたと考えるのが自然かと思われます。また、冷改車との組成に便利な7840-7940も床下の開発が進んでいます。これらがすべてリリースされた後には非冷房のR車の設計に取り掛かれるのではないでしょうか……

床下の開発は普通系車両でも進行中で、5131形は旧製品のリニューアル作業中です。特徴的なチョッパ装置は、雰囲気があれば良いという方向けにDMMに残していますが、リニューアル作業が終わった後の組み床下はBOOTHで取り扱う予定です。5001,5500,5311は組み床下を開発中ですが、いずれの形式も編成ごとの特徴が多く、正直難儀しています。ただ、これが出せれば5143-5314の製作用トータルセットが出せるので、頑張りたいところです。

上記以外にも様々なパーツが開発途上であったり、下調べをしていたりという状況ではありますが、どう頑張っても手が足りないので、上記開発の息抜きに突発的に何かが進行する……という感じだと思っていただければ。

自分のコレクションがおよそ600両、この600両を完成させるためのモデリングとして進めているんですが、到底終わりが見えません。床下機器については(この前発売された5700系を除き)専用にまともな設計をされたことのない形式群ですので、手がかかるのは覚悟の上ですが、ここまで長引くとしんどいですね。ほぼ孤軍奮闘といった状況ですが、インレタ等も正直製品の時代にキッチリ適合したものが少なかったり、そもそも……というものも多く見られますので、そのあたりもちゃんと拾い上げていきたいと思っています。

次回以降でパーツ活用例や、各鉄コレの活用方法等を書いていきたいと思います。


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