今回は阪神赤胴車の第一世代にあたる、3301,3501形とその派生形式3601,3701形およびその改造車7701,7601形についてです。下図では上から二段目の濃灰色領域にあたります。
3301,3501,3601,3701,7701,7601形のうち、製品化されているのは3301,3501形の冷房装置・方向幕取付後の姿。下図では黒枠囲み黒文字です。
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この製品は初期の製品ともあり、看板掛けやスピーカ、ジャンパ栓納などが省略されています。また、ラインデリアカバーの幅が実車と大きく異なるものとなっています。
アンテナは冷房化改造後、1970年代後半に鉄コレ付属のL字型のアンテナとなりますが、それ以前は◯形アンテナでした。
3301・3501形
・非冷房時代屋根
非冷房時代は屋根板を完全に平滑にして作り直すほか、3301形は琴電1062から、3501形では琴電1053から持ってくるという手があります。
・冷房化改造後屋根
製品ではラインデリアカバーが幅の狭いものですが、実際にはR車などと同じ幅の広いものです。
・方向幕取付前車体
方向幕を削るだけです。車側灯・スピーカは時代によるので注意。
前面の看板掛けは0.3mm角のプラ棒などで作ると良いでしょう。
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3601・3701形
3601形の屋根はダブルパンタ、3701形の屋根はベンチレーターのみ搭載という仕様なので、全部作り直しです。昇圧後は運転台側のパンタグラフ撤去、配管残置です。画像のベンチレーターはこちら
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7701・7601形(冷房化改造後)
7601形は中間車化改造車ですが、増設窓はR車と同等なので、R車の窓ガラスを用意します。先頭車7701形はクーラーが6つだけですので、3501形(7基搭載)から改造する際には全て一度平滑にして、作り直します。7601形の屋根は私が作るときには5001形から流用したりもしましたが、作り直す方が賢明でしょう。
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また、もともとお顔だった部分には配管が降りてきます。これも適宜パイピングしました。前面の方向幕は3501形と少し形状が異なります。ここは一部を削るのですが、作り分けると良いかと思います。
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以上、3301,3501形の鉄コレから作れるものでした。次回はR車です。
いつも使ってる交換用パーツ
クーラー:TOMIX PC-300
グローブ型ベンチレータ:GM 8073
パンタグラフ:TOMIX 0238,0257(0258ではない)
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